TM方式試読
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ぐらい残したほうがいいのかという目標を定めます。例えば1千万円とか2千万円とかです。そうすると、今使えるお金というのが決まってくるので、それに対して見合う工事の内容や範囲はどうであるか協議に入ります。この予算とこの内容だったら良いのではないかというところまでいくと、今度は、施工業者を決めていきましょうという話になります。がある中で、きちんとケアをしてくれ、高い技術力を発揮してくれる会社が必要です。これはやはり実績にも裏付けされますから、分譲マンションの大規模修繕工事の実績がどれくらいあるかとか、当然会社としての信用度もあるけれども、そういう条件をいろいろ決めながら施工業者を選びます。できれば公募したほうが良いでしょう。『大規模修繕工事新聞』には、毎号、公募の募集枠を設けているので、これで公募するのもおススメです。定期的に設計監理者が監理に来て、皆さんと協議しながら完工させていきます。大手のゼネコンだからいいという話ではなくて、やはりきちんと皆さんの日常生活そういった中で業者さんを選んでいく流れです。業者さんが決まって、着工して、   025 第1章 修繕委員に専門家が参画するという選択肢

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