TM方式試読
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進めていかなくてはいけないという、デメリットはあります。誰かしらが常に何かしらを検討しなくてはいけないということは出てきます。それは毎年の理事会のテーマとしてやっていっていただければ、それだけで修繕積立金の値上げの幅を抑えたり、お金の安定性を確保できるようになります。て設計図書が作られます。図面や、その協議に基づいた範囲の工事内容の、数量を拾って、設計単価と言われる単価を落とし込んで、全体の予算がどのぐらいなのかな掴みます。この予算協議は非常に大事です。なぜかというと、マンション管理組合の手持ちのお金は限られているので、やりたいことと手持ちのお金のバランスが非常に大事なのです。何でも全部できれば、それは百も承知で、いいのだけれども、当然、手持ちのお金が足りなくなるという問題が起きます。だから余計に分散させていったほうがいいという話があります。だけど、自分の家のことだと考えれば、そんなことはわずかなことだと思います。さて、方針協議を経て方針が決まると、設計コンサルタントの場合、それに基づいすると、分散する内容と手持ちのお金とのバランスが大事になってきます。いくら   024

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