TM方式試読
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リル等を当てる場合、イメージしてもらえば分かりますが、ドリルを当てようとすると、体が後方に逃げてしまいます。だから腰が入らないのです。そんなこんなで施工のスピードも上がらないので、結果的に工期が延びがちになってしまうことが多いのです。でなくてはできないようなケースはそうします。けれども足場なんか建てられません。その場合はゴンドラを使用します。ない。そもそもが足場をかけなくてはならないような外壁の状態かどうかということがあります。足場をかけるなら、それをフル活用したほうが良いです。周りです。特に2階以上です。1階は行けば分かります。2階以上の外回りです。あとはバルコニーです。全世帯のチャイムを押して入らせてもらえればできなくはないけれど、そんなことは物理的に不可能です。やはりバルコニー側と外周り、やるなら、したがって、一般的にはそんなに大きなメリットはないのです。しかし、ゴンドラ私の住んでいるマンションだと、日本橋人形町の町のど真ん中で、とてもではない無理に足場を組めば、費用が高くなるし、工事終了後は解体するもので、もったいそうなると、優先するのは足場のかかっている、皆さんの普段行けないぐるっと外    021 第1章 修繕委員に専門家が参画するという選択肢

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