TEBRA通信 2020年1月号
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日 産三 菱ホンダマツダスバルダイハツスズキリモコンキー&電子キー マニュアル Vol.2 について 本書は、自動車整備士を対象としています。そのため、作業に必要となる基本的な事項を省略している場合があります(例:IG OFF時に外部診断機を接続する 等)。 また、本書を基にした作業により自動車等に損傷・損害等が生じても、賠償等には一切応じることができません。以上のことをご理解の上、本書をご活用下さい。1本書は、平成20年から30年頃迄に製作された乗用車のリモコンキー(トランスミッタ)と電子キーの「電池形式」、「電池交換方法」及び「登録方法」を収録したものです。㊟イモビライザシステム装着車の場合、本書により新しいキーのリモコン機能の登録はできても、そのキーでエンジンを始動することはできません。基本的に、同システムの登録は自動車メーカーが指定する外部診断機(スキャンツール)を使用して行います。2ハイエース等の一部の貨物用自動車も収録しています。3各メーカーにより、キー及びシステムの呼び方が異なるため、本書では以下のように呼び方を統一しています。▪リモコンキー…スイッチの操作によりドアの施錠・解錠を行うワイヤレス・リモート・コントロール・システム(リモコンキー)のトランスミッタを指します。▪電子キー…スイッチを直接操作することなくドアの施錠・解錠を行うことのできるシステムのキーを指します。車両が発信する信号により検知エリアが形成され、当該エリア内に電子キー携帯者が進入すると、車両と電子キーとの双方向通信により適合の可否が行われます。その結果、車両と電子キーが適合した場合、ドア・アウタ・ハンドルのスイッチを押す等の操作によりドアの施錠・解錠を行うことができ、結果的にキーを手に取ることなく乗車することができます。トトヨヨタタ《重要》-1-
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