TEBRA通信 2020年1月号
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国産車輸入車⑧エンジンを始動しセレクトレバーを「P」に入れ、指定された  油温(適温)状態でフィル(注入)プラグを取り外します。 (下図矢印部)❖適正診断を行うため、ATF温度は30℃の状態で液面の確認 を行って下さい。❖ATF温度が50℃以上に上昇すると正確な液面の確認が行え ません。⑨ATFが注入穴(口)から少量ずつ滴る状態でも、フルードレ  ベルは適正となります。⑩ATFが流れ落ちてこない状態の場合は、オーバーフローを開  始するまで注入穴(口)よりATFを追加注入します。<注 意>BMWトランスミッションオイルは混ぜず、又、他のフルード(指定以外)は使用不可です。⑪新しいシールリングを使用して、フィル(注入)プラグをフィ  ル穴へ取り付けます。フィル(注入)プラグ(トランスミッション囲い部へ取付)35 Nm⑫ブレーキペダルを踏みます。 エンジンがアイドル回転稼働状態で数回ギヤをシフトしてか  ら、Pレンジに移動させます。⑬BMWスキャンツールを接続し、「サービス機能(ドライブ)」  を呼び出します。 画面上の指示に従ってATFレベルチェック(量)を完了して  下さい。ドレーン(排出)プラグ(プラスチック製サンプへ取付)8 Nm⑦ATFフィル(注入)プラグ(下図矢印部)を取り外します。  ATFが注入穴(口)から溢れて流れ出るまで、トランスミッショ  ンにATFを満充填します。⑤ATFドレーン(排出)プラグ(下図矢印部)を取り外し、   ATFを排出させておきます。<警 告>ATFは高温のため火傷する恐れがあるので手を保護するための手袋等を使用して下さい。⑥ドレーン(排出)プラグを交換し、締め付けます。<注 意>❖トランスミッション内のATFは溢れ出ないようにします。 トランスミッション充填容量は、トルクコンバータの容積を  含んだ数値です。❖ドレーン(排出)プラグを使用してトランスミッションから 排出する場合は、トルクコンバータ容積分のATFは排出され  ません(含みません)。トランスミッションが暖められると  ATFは膨張します。❖最終のフルードレベル(容量)は、30℃~50℃の温度で ATF容量が決定されます。⑧フィル(注入)プラグを注入穴(口)に嵌め込み締めます。⑨ブレーキペダルを踏みます。 エンジンがアイドル回転稼働状態で数回ギヤをシフトしてか  ら、Pレンジに移動させます。フィル(注入)プラグ ◦ATFレベルチェック◦フルード適温◦締付トルク◦30℃~50℃ドレーン(排出)プラグ◦締付トルク◦フィル(注入)プラグ 171作業手順 2 フルード排出&注入<作 業>①車両を運転してATFを動作(設定)温度まで暖めます。②車両をリフトアップし、安全に支えて下さい。<警 告>車両が常に安定していて、しっかり支えられていることを確認して下さい。自動車専用リフトまたはジャッキスタンドを使用して下さい。③トランスミッション下部にあるスプラッシュシールド(アン  ダーカバー)を外します。又、必要に応じて、スプラッシュシー  ルドと排気ブラケットも取り外します。④5ガロンのドレンパンを、トランスミッションのオイルパン  下部に置きます。

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