TEBRA通信 2020年1月号
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▪本書の構成▪<純正名称(下表1段目)・採用時期(下表2段目)/和暦表示・液色(下表3段目)・使用濃度(下表4段目)>❖スーパーロングライフクーラント採用時期一覧❖ロングライフクーラント14年5月~トヨタ純正スーパー日産純正スーパーロングライフクーラント21年9月~ピンク原液希釈標準:30%寒冷地:50%原液使用ホンダ純正ウルトラロングライフクーラントプレミアムeクーラント12年6月~22年2月~緑(~16.6月)青(16.6月~)原液使用三菱純正スーパーマツダ純正ロングライフクーラントゴールデン16年12月~19年12月~青青緑青青2原液使用原液使用ダイハツ純正アミックスロングライフクーラントスバル純正スーパークーラント14年5月~原液使用ススキ純正スーパーロングライフクーラント21年1月~ピンク原液希釈標準:30%寒冷地:50%原液使用 (電装パーツの注意点) ◦新車ライン装着時の「スパークプラグ型式」を一覧にしています。  該当車両装着のプラグ型式を検索する際は、各プラグメーカーにて最終確認することを推奨します。  (経過年数等により、新車ライン装着時のプラグ型式の廃止や型番変更等が行われている可能性有り) (純正品番の注意点) ◦エアコンフィルター、ブレーキパッド&シューの純正品番を表記しました。  品番は弊社にて独自調査した参考品番です。現車と異なる場合もあるので、部品発注や適合確認の際は予め注意して   下さい。部品生産停止等により品番が廃止や変更等になっている場合もあります。1定期交換部品について 定期交換部品は、主要(弊社にて選択)な摩耗・劣化する部位についての「整備基準数値」に集約しました。 点検項目に該当する部位を始め、「油脂」・「クーラント」・「電装パーツ」・「足回り」等に特化して収録しました。 整備基準値は、その車両の生産期間のデータ(マイナーチェンジや一部改良の数値変更含む)が反映されています。 (油脂類の注意点) ◦エンジンオイルのSAE粘度は、「工場出荷時の充填粘度」を表記しています。又、オイル容量はドレンプラグから下   抜きにて交換した時の充填量です。(SAE粘度は外気温が寒冷時及び極寒冷時等で指定がある場合も収録) ◦ミッション、トランスファ、ディファレンシャルオイル(フルード)の容量は全容量です。分解時、交換時の容量は   異なる場合があります。尚、指定油脂は「メーカー純正指定油脂」を示します。  トランスミッション(フルード)は、同一車両でも年式や搭載エンジンの違いで、「AT」又は「CVT」と異なる場合   がありますので注意して下さい。  又、FF車で「フロントディファレンシャル」がトランスミッションと一体式の場合はその旨を「※」表記にしています。  (4WD車のトランスミッション一体式トランスファ等も同一)  トヨタの一部FF車両は、「AT」と「フロントディファレンシャル」が別体構造式もあります。このような車両も注  意項目として記してあります。(部位によって、使用油脂が異なる場合があるの注意) (クーラントの注意点) ◦クーラント数値は「全容量」です。  (全容量の数値は自動車メーカーにより、リザーブタンク容量を含む/含まない場合が  あるのでその旨も記載しています。)  クーラントの希釈率は、標準濃度(30%)/寒冷地濃度(50%)で統一しました。   但し、クーラントを原液(50%)補充する車両は、その旨を表記しています。又、クー ラントの長寿命化を図り「スーパーロングライフクーラント」を充填している車両も あります。これらの車両については、「充填年月等」を表記しました。(クーラント交換時は、  「初回時」と「2回目以降」の交換距離又は年数を表記しています。) ◦クーラント交換・補充時に「エア抜きプラグ(バルブ)を用いエアを開閉する車両の手順」   を収録しました。(ラジエータ及びシリンダードレーンブロックプラグの抜取り手順は省略)  エア抜きプラグの名称は、統一されていませんので注意が必要です。(一部メーカーはブリーダープラグと名称)

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