トータルマネジメント方式
32/119

解しにくいかもしれませんがこれが、この新方式(トータルマネジメント方式)が、今抱えている信頼できる、できないという業者の問題も、余計にかかる費用の問題も解決できます。そして、なによりいいのが、マンション居住者、管理組合が自立できて、自覚が持てるということだと思っています。たとしても、管理組合に、そのノウハウは残らないのです。なぜかというと丸投げしているからです。ドラインどおりでやるとすれば、(今、減価償却がコンクリートの共同住宅で60年と言われているから)だいたい5、6回やることになるのです。本当に皆さんが当事者としてやっていれば全部は分からないにしても少なからず、ノウハウが残ります。今までの方式だと設計監理者が置いていった、施工者が置いていった報告書が、何冊も置いてあって、2回目の大規模と3回目の大規模だと、ではどうしよう、前回のやつを見ようかと、これらを引っ張り出してきて見たところで、素人だし、ほとんど分これまでの、責任施工方式と設計監理方式では、たまたま、いい仕事をし、成功しほとんどの人は住み続けるのです。そうすると大規模修繕は、一応、国交省のガイ  032

元のページ  ../index.html#32

このブックを見る