TEBRA通信 2018年10月号
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----------------------7-------1------------6----4---○交換時期は、年又は走行キロのどちらか早いタイミングで交換する。○自動車メーカー及び車種毎で「定期交換部品項目」は個々に異なる。(上記表内は一例であるため、参考資料として参照)○冷却水は、スーパーロングライフクーラント使用時を示す。(ロングライフクーラント使用時は交換数値等が短縮となる)○エンジン・オイルは、過給器(ターボ)の有/無により交換数値及び交換時期等が異なる場合があるので注意。○クリーンエア(エアコン)フィルターは、「装着フィルタの仕様」により、交換時が異なるので注意。ブレーキ液(フルード)ブレーキホースマスタ・シリンダ及びホイール・シリンダのカップ等のゴム部品ディスク・キャリパのシール及びブーツ等のゴム部品ブレーキ用バキューム・ホースATフルード又はCVTフルードトランスファ・オイルディファレンシャル・オイル点火プラグエア・クリーナ・エレメントエンジン・オイルオイル・フィルタ燃料(フューエル)フィルタ冷却水(クーラント)クリーンエア(エアコン)フィルター・条 件・A悪路(凹凸路、砂利道、雪道、未舗装路等)B走行距離大C山道、登降坂道D短距離走行の繰り返しE低速走行の繰り返しF高地走行が多いG長時間のアイドリング定期交換部品項目三菱年毎交換(単位:年)4(5)イリジウム交換不要1[0.5]1[0.5]1[0.5]1[0.5]1[0.5]6(9)20,000Km以上/年、走行する場合走行距離の30%(3割)以上が下記条件に該当する場合◦登り下りの走行が多く、ブレーキの使用回数が多い1回の走行が8km以下が多い場合走行距離の30%(3割)以上が下記条件に該当◦20km/h又は30km/h以下の走行が多い場合走行距離の30%(3割)以上が下記条件に該当◦高度2,000m以上の走行が多い場合1日のアイドリングでの累積時間が2時間程度又はそれを超える場合交換時期(3メーカーの一例)スズキ年毎交換マツダ年毎交換(単位:年)(単位:年)2(3)2(3)4(5)4(5)4(5)4[7]・条件の目安・走行距離の30%(3割)以上が下記条件に該当◦運転者が体に衝撃(突き上げ感)を感じる荒れた路面◦石を跳ね上げたり、わだち等により下廻りを当てたりする機会の多  い路面◦埃の多い路面三菱スズキ走行キロ毎交換(単位:千Km)走行キロ毎交換(単位:千Km)無交換[40]100[80]40[20]40[20]80[40]80[40]イリジウム交換不要50[25]15[7.5]15[7.5]50[20]15[7.5]15[7.5]120(180)75(150)15マツダ走行キロ毎交換(単位:千Km)[60]10010015[7.5]15[7.5]10016010050[25]◦シビアコンディションの判定 一般的な使われ方(10,000Km/1年の走行距離数で標準的な使用)よりも厳しい状態で車が日常的に使われた場合、部品パーツの劣化度具合が著しく異なることがあります。そこで、自動車メーカーが指定した一定の条件に該当した場合は「シビアコンディション」に該当されるので、下記項目にて「判定の目安」を行います。又、「条件及び条件の目安等」は自動車メーカー毎で若干異なる場合がありますのでご注意下さい。◦メーカー指定定期交換部品 定期交換部品とは、自動車メーカーが車両安全確保をする観点から、走行や時間の経過に伴って摩耗・劣化する部品で、通常点検ではその摩耗・劣化度合いが判定困難なもの及び、その後の保安を確保可能な期間が予測(推定)しずらい部品等を対象としたものです。<自家用乗用車等に於ける交換時期(レンタカーは除く)>※表内:[ ]シビアコンディション時での交換、( )初回交換を示す。

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