TEBRA通信 2018年6月号
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トヨタホンダマツダ産菱-スバルダイハツスズキ《6 フルードの再補充》①リフィルプラグを取り外す。②フルードがオーバーフロー部から流出するまで、リフィル孔からフ  ルードを注入する。③流出するフルードが細い流れになったことを確認し、新品のガスケッ トを介して、オーバーフロープラグ(T=20N・m)を本締めする。④新品のO リングを介して、リフィルプラグ(T=39N・m)を取り付  ける。⑤ボルト2 本で、トランスミッションケースカバー(T=5.4N・m)を取  り付ける。⑥車両をリフトダウンする。⑦IG スイッチをOFFにする。⑤シフトレバーをP レンジからD レンジにシフトする。⑥シフトレバーをD レンジからS レンジにシフトする。⑦シフトレバーS レンジの状態から4 → 1 → 6まで操作した後、再  びP レンジにシフトする。⑧再び、シフトレバーをD レンジにシフトする。⑨シフトレバーD レンジの状態からN ↔ D 操作を連続6 秒以上繰り返す。<注意>シフトレバーN ↔ D 操作を1回につき、1.5 秒以内に行う。⑩メータインジケータランプの[D] が2 秒間点灯する。<注意>□油温検出モード切替が完了したことをメータインジケータランプ  [D]の点灯で確認する。□油温検出モードに移行しなかった場合は、上記の検出モード切替  (SST使用時)からやり直す。<参考>□油温検出モードに移行した時は、シフトポジションに関係無くメー  ターインジケータランプの[D]が2秒間点灯する。□メーターインジケータランプの[D]が2秒間点灯後、フルード  温度によってメーターインジケータランプの[D]が点灯/消灯/点  滅のいずれかの作動をする。⑪すぐにSSTでモニター項目の[AT油温1]を確認し、フルード  温度が調整可能温度範囲の下限以下であることを確認する。107《1 フルード補充量最大の場合:フルード補充 》<変更> 補充量と関連作業が異なる。《2 フルード補充量最少の場合:油温検出モード切替 》<変更> スキャンツール使用時の油温検出モード切替手順を追加。<注意>フルード量確認前に、必ず油温検出モードに切り替える。<参考>IG OFFで油温検出モードは解除される。①SSTをDLC3に接続する。②エアコンOFF状態でエンジンを始動する。<注意>スマートキー付車は、必ず車内検知エリアに置く。③SSTの画面表示に従い[アクティブテスト]画面を表示させ[TC 端子ON]を選択する。④モニター項目の[AT油温1]を表示させた状態でアクティブテス  ト[TC端子ON]を実行する。<注意>フルード温度が調整可能温度範囲以上の場合は作業を中止し、車両を涼しい場所に放置するなどしてフルード温度を調整可能温度範囲下限以下に下げる。ドレンプラグ脱着時オイルパン脱着トランスミッションバルブボデーASSY脱着トルクコンバーターASSY脱着(オイルドレーン含む)車両型式GRS180GRS182GRS184AT型式A960EA960EA760E関連作業AT&車両型式AT型式(EG型式)A960E(4GR-FSE)A960E(3GR-FSE)A760E(2GR-FSE)段数6速6速6速5速→6速へ車両型式追加補充量(L)6AT6ATGRS180GRS1821.51.01.51.12.22.53.74.2ATフルード調整可能範囲温度範囲46℃以上56℃未満46℃以上56℃未満39℃以上49℃未満《3 フルード温度調整》<変更> スキャンツール使用時のTC端子開放作業を追加。①SSTのアクティブテスト[TC端子ON]をOFFする。<注意>□TC端子を開放しないと正確なフルードレベル調整が出来ないので  必ず開放する。□TC端子を開放しないと油温がすぐに調整可能温度範囲を超える場 合がある。②SSTで[AT油温1]を確認しながら以下の作業を行う間に、フルー  ド温度が調整可能温度範囲の下限値になったら、すぐに車両をリフ  トアップし、前頁の「4フルード量の確認作業」に移る。○P レンジでエンジン回転数2,500rpm/min を90 秒間保持する。○20 秒間アイドリング状態で放置する。○再びP レンジで、エンジン回転数2,500rpm/min を90 秒間保持する。<注意>フルード量の確認及び調整作業は、必ずフルード温度が調整可能範囲内のうちに完了する。AT型式(EG型式)A960E(4GR-FSE)A960E(3GR-FSE)A760E(2GR-FSE)変更点6ATGRS1841.71.33.44.5AT型式(エンジン型式)A960E(4GR-FSE)A960E(3GR-FSE)A760E(2GR-FSE)ATフルード調整可能範囲温度範囲ATフルード調整可能範囲温度範囲46℃以上56℃未満46℃以上56℃未満39℃以上49℃未満46℃以上56℃未満46℃以上56℃未満39℃以上49℃未満作業可能時間約3分日 三 4-2 ATフルード交換作業(オーバーフロー式)※17年10月以降~の、A960E&A760E型ATの変更点について記す。※記載は変更箇所のみ。記載以外箇所は、従来車と同一作業である。

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